『橋本市高野口町新築シリーズ⑦』

丸石木材住宅の登です。
現在建築中の現場の続報です。
現場にこんな部材が納材されました。
白い板・・・。
こちらは何かと申しますと・・・
国交省認定耐力面材「モイス」といいます。
要は建物の構造材の一部です。
わが社でも普段よく使うのが
こちらのバッテン。斜めに木が入っています。
これは筋交い(すじかい)と言われるもので木造軸組み工法
では一番ポピュラーな構造材です。
突っ張り棒のようなもので、地震に抵抗する代物です。
今回のお家はこの筋交いの変わりに先ほどのモイスが
取り付けられます。(ほんの一部筋交いもあります)
大事な大事な構造材ですので適当に張り付けて言い訳もなく、
上記のように結構細かな取り決めがあります。
上の文字は何を書いているかといいますと、構造材として
認めるにはこの面材の貼り付けの釘の種類/釘のピッチを正しく守りなさい
ということを書いています。
今回のお家は面材の外周部は75mmピッチで釘打ち
良し!OK!!
面材の真ん中部分は150mmピッチで釘打ち
良し!こちらもOK!!
と簡単そうに見えますが・・・
こ~んな感じで、先ほどの釘ピッチを面材すべてで守らなければなりません。
それも家の外周部すべてです(; ・`д・´)
はっきり言ってとんでもない作業です・・・(/ω\)
しかも・・・この面材・・・1枚30kg!!重っ!!
何十枚も貼っていきます・・・。
もちろん2階も貼っていきます。
大工さん、本当にご苦労様です。
釘ピッチも確認しましたが、完璧に守られていました。
すごい・・・。
やはり当社で働いていただいている大工さんは偉大です。
この面材の取付けには第三者機関の検査もありますが間違いなく1発OKだと思います。
この面材は当社でもオプション対応の商品ですが、面材としては優れていて、
地震に強い
湿度を調節してくれる
耐火性能が高い
静音効果が高い
シロアリに強い
など非常にたくさんのメリットがあり、採用する価値はあるかと思います。
新築をお考えの方は一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?
徐々に現場が進んできています。
現場での細かな作業も投稿しようと思っています。
皆様次回をお楽しみに♪